教員紹介

菊池 哲彦 (KIKUCHI Akihiro)

菊池先生
研究分野
社会学(文化社会学)、映像文化論、都市研究、メディア研究
所属学会
日本社会学会、関東社会学会
担当科目
映像表現論、WEBデザイン論、映像情報論、映像文化論、映像広告論、テキスト処理論など。
メッセージ
表現の在り方は、わたしたちが思っている以上に、多くの可能性に開かれています。さまざまな表現の可能性や、それが社会、歴史、文化のなかで持っている意味を、広い視野で捉えることをめざしています。みなさんにも、さまざまな表現の可能性を知ることで、自分の表現の幅を拡げてもらいたいと考えています。
ゼミ
菊池ゼミ
プロフィール
 1969年(アポロ11号月面着陸の年)に宮崎県で出生。1989年の大学入学を機に上京。大学3年で「お勉強」とは全く違う「学問」のおもしろさに目覚め、本人も予想外の大学院進学。2000年に大学院を修了した後は、大学非常勤講師や任期付研究員などの非正規雇用身分で大学に身をおきながら研究を継続してきました。そして、2009年、縁あって、地縁・知己ともにまったくなかった、完全アウェイの宮城県にある本学にようやく正規雇用で就職しました。現在、アウェイ感を払拭すべく奮闘中です。詳しい経歴は下記のウェブサイトをご覧ください。写真を中心として、メディアと社会の関わり方を、歴史の視点から研究しています。
論文・著書・受賞歴など
〈主な著書〉
小林多寿子(編著)『ライフストーリー・ガイドブック:ひとがひとに会うために』( 嵯峨野書院, 2010年)(共著:「ジャン=ポール・サルトル『方法の問題』」「アラン・コルバン『記録を残さなかった男の歴史』」を執筆)
井上俊・長谷正人(編)『文化社会学入門:テーマとツール』(ミネルヴァ書房, 2010年)(共著:「テーマパーク化する都市」「デジカメという文化」「ハリウッド映画という文化」「アニメ・マンガの文化」「視覚文化論」を執筆)
遠藤知巳(編)『フラット・カルチャー:現代日本の社会学』(せりか書房, 2010年)(共著:「検索への浅い信頼」「ネット時代の映像文化」「ツンデレという記号」を執筆)
〈主要論文〉
「写真のリアリティ:初期ドキュメンタリー写真をめぐって」(『年報社会学論集』15号, 2002年)
「精神の共和国とコミュニケーション・ネットワーク:第二帝政期フランスにおける写真の社会性について」(『フェリス女学院大学国際交流学部紀要 国際交流研究』5号, 2003年)
「都市表象の政治学と反=政治学:世紀転換期における「パリの絵葉書」をめぐって」(『年報社会学論集』18号, 2005年)
「インターネットにおける「創造」の可能性:総表現社会論批判」(『Mobile Society Review 未来心理』8号, 2006年)
〈訳書〉
『アンチ・スペクタクル:沸騰する映像文化の考古学』(東京大学出版会, 2003年)(共訳)
など。
趣味・特技
ジムトレーニング、フットサル(味方も惑わす自称ファンタジスタ)、財布に優しいグルメ(特に定食、カレー、ラーメン)
ブログ・ホームページ
chez KIKUCHI
被写体としての経験

 プロフィールの写真は、ある機会に写真家の望月孝さんに撮影していただいたものです。望月さんにお願いして使わせて頂いています(望月さん、ありがとうございます)。

 メディアとしての写真の研究をしていますが、写真を撮ることはともかく、写真を撮られるのはとても苦手です。レンズを向けられれば逃げることが多いですし、逃げられない時は、その居心地の悪さから「固まって」しまいます(苦笑)。この撮影の時も、最初はかなり緊張して撮影していたのですが、望月さんと(世間)話をしながら、時間とメモリ(デジカメなので)を贅沢に使って撮影したので、途中から肩の力を抜いて撮影できました。レンズを前にした居心地の悪さが消えていく感じとでもいいましょうか…。

 この時、被写体をリラックスさせ、その「素」というか「被写体らしさ」を引き出す望月さんの雰囲気作りが印象に残っています。写真表現というのは、写真家の意図だけでなく、写真家と被写体の関係も重要なのだということを改めて実感した貴重な経験でした。